ワタシノオト

つれづれなるままに。

初めての婦人科

初めて婦人科を受診した。

いや、妊娠・出産経験はあるので、厳密には「妊娠・出産関連以外で初めて」ということになる。婦人科検診もほぼ毎年受けているので、そうなじみがない場所ではない。

受診理由は「更年期に関する相談」。我ながら、とてもふわっとしている。具体的に困っていることが自分でもよく分からないので、ふわっとしてしまうのも仕方がない。

数年前から更年期による体調の異変(ホットフラッシュ、不眠、疲れやすさ、気分の浮き沈み等)はあったものの、それほど辛くはなかったので、病院に行くほどではないと思っていた。すべて時間が解決すると。

しかし先日、家族から「気分の浮き沈みが激しすぎるので、多分更年期のせいだから、病院に行ってほしい」(要約)と言われてしまった。多分、それが初めてではなく、ずっと前から気にされていたのだろうと思う。

家族が心配していることがよく分かったので、まったく行く気のなかった婦人科に予約を入れた。

初診で更年期の相談ということで色々問診を受けたけれど、結局、「あまり自覚がないけれど気分の浮き沈みが激しく、家族に心配をかけているようなのでなんとかしたい」と説明した。本当に、それ以外の症状は大したことがなくて...

相談の末、漢方薬を出してもらうことになった。内診と血液検査もしてもらった。内診は嫌いなのだけど、子宮筋腫が27個あることが分かったのが収穫(?)。筋腫があることは知っていたけれど、婦人科検診で、閉経すれば筋腫は大きくならないので、年齢的にも辛くなければそのままでよいと言われていたもの。血液検査はホルモンの数値を測定してもらうため。結果は後日。

漢方薬は「加味逍遙散」を処方してもらった。お医者さんいわく、更年期に処方するごく一般的なものだそう。

ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒 | 製品情報 | LIFE with KAMPO | ツムラ

確かに、今の私には合っていそう。しかも肩こりと便秘にも効果があるかもしれないなんて、一石二鳥。

漢方薬には以前から興味があった。ただ、普通に薬局で買うと高いし自分に合っているのかよく分からない。今回はお医者さんに相談したうえで処方されたし、価格も薬局の1/3くらいだったので、結果的に病院に行ってよかったのかもしれない。