ここ最近、仕事で、もやもやっとするやり取りが多い。自分が細かすぎるというか、こだわるべきでないところにこだわってしまっているのだろうかと、ちょっと自信喪失気味。
昨年見たドラマの中で一番よかったのが、NHKで放送していた「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」というフランスの刑事もの。そのシーズン2の放送が今月から始まるそうで(楽しみ)、シーズン1の再放送をしているのでおさらいとして見ている。
アストリッドは知識豊富かつ洞察力に優れた自閉症の文書係で、ラファエルは向こう見ずの情熱派警視。その二人がバディを組んでさまざまな難事件を解決していく、というストーリー(ざっくり)。
アストリッドは、周りにどう思われようが自分のこだわりを貫き通す。自分のリズムを崩さない。興味のないものには興味がないときっぱり拒絶する。それは、自分を守るためであって、本人は苦しんでいるのだと思うけれど、「空気」を読んで、または読もうとしてぐだぐだになってしまう自分には、とてもうらやましく思える。