なんだか毎日こんな話ばかりだけれど、気づいてしまったので仕方がない。
水曜日は夜ヨガの日。
ヨガのレッスンでは、たいていインストラクターさんの言葉による指示を聞きながら体を動かすと思う。実演してくれているので、もちろん目で確認することもできるけれど、自分も身体を動かしているので、顔が必ずしも前に向いているとは限らない。いや、ほとんど上下左右のどれかを向いていると思う。なので、必然的に目でみて真似することはできない。
この、言葉での指示に従って体を動かすという作業が、40代までは特に悩まずさくっとできていのだけれど、ここ数年、すっと理解できず動きが数テンポずれてしまう、言われたとおりにやっているつもりなのにまったく違う動きをしてしまう...といったケースが増えてきた。
私がヨガを始めたのは30代前半。今思い起こしてみると、当時の同じクラスの中高年の方々も、確かにそんな感じだった。指示どおりにできず、インストラクターさんに修正してもらっているのをよく見た。当時は何とも思っていなかったけれど、それは個人の特性ではなく、老化が原因だったのだ...
若い頃は、年を取るなんて怖い、老化なんて想像したくないと思っていた気がするけれど、不思議とそれほど悲壮感はない。「あーあ、しゃーない」という感じ。